先日、bloggerのラベル(普通のブログではカテゴリー)を決める時にふと思った。
誰かに伝えたいまでは良いけれど。
カテゴリーとして「おすすめの〇〇」は、趣味と興味と共感の押し付けではないかと。
誰だって(と思っているのは僕だけかもしれない)勧められると一歩引いてしまわないか。
それに僕は人に何かを勧める立場にあるのだろうか。
もっと率直に。
「僕が好きな〇〇」
その方がしっくりくる。
教科書やマニュアルを書く気はない。
誰かに何かを進められるような立場にはない。
僕の体験や感動をそのまま表現すればいい。
読んでもらうための姑息な手段などを講じることに、自分のネットでの立ち位置が商売人になってしまうことに嫌気がさしたのだ。
友達に対して書いているのではないか。違うのか?
自分に問いかけ始めた。
そう思うことのきっかけは、自由なはずのネットの世界で、僕自身が毎日何かを投げられている感覚に陥っているのではないかと。
知らず知らずの間に「アレはどうですか、コレはどうですか。」の表現の応酬。
ネット上のチラシ配り(ネット広告にも当てはまるけど)にうんざりしているのではないか。
僕もチラシを配っていないか?
些細なことかもしれない。
誰もそんなことを考えないかもしれない。
いや、気にしないだろう。
「僕は〇〇が好き」
それでいい。
もちろん、好きなものを誰かに勧めたい気持ちはある。
だけどそれはブログに素直に書くだけでいいと思った。
それ以上は推さない。
お勧めしますは、強すぎる。
体験したこと、好きなことを書き残すだけでいい。
読んでくださいとも言わない。
ネット上に、自由な僕が存在している事実だけあればいい。
僕は商売人ではないのだから。
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