キングジムのテキストマシン「ポメラ」のキーボードヒンジが折れたので100円商品で修理しました。

折りたたみタイプのポメラの弱点、キーボードのヒンジ部分が折れて修理した方法を書いています。

 

折りたたみタイプのポメラはキーボードのヒンジが弱点です。
でも、せっかく譲っていただいたばかりポメラ、これで退役としてはシャアモデルの名がすたります。

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ここが折れると、キーボードの展開時が安定しません。
幸いにして、折れたパーツを紛失せずに使えましたので、これをどう治すか。

ひとまず、金属製のピンを本体から抜き、外れたパーツに差し込みます。
ギザギザの方が外れたパーツ側、ツルツル側が本体の穴に入る状態が通常です。

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折れた部分の接着には瞬間接着剤を塗布してみましたが、ポメラを分解せずにパーツ同士を密着させるのは隙間が狭すぎて圧着が困難でした。

今回の修理では2本のピンを抜くいて、分解してパーツ同士を合体させやすくする。

キーボードの裏を見ると、外してくれ~といっているようねネジが6本ありましたので外してみましたが、このネジを外してもキーボードパネルが取れるだけで今回の修理には関係ありませんでした。

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要は右のパンタグラフ部分を外さないとフリーにならないことがわかりました。
完全にこの工程は不要でした。

このピンを抜きます。

キーボード手間と奥側の2個のピンを抜きます。
マイナス精密ドライバーで本体とパンタグラフみたいな薄い金属プレートの間を、じわっと隙間を広げる感じです。

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1mmほど隙間ができたら、ラジオペンチでピンの頭をくわえて、ゆっくり、じわっと、そっと、抜きます。

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ピン先のギザギザで本体に固定されているのがわかりました。
元に戻す際にネジ止め剤か接着剤かを使おうかと思ったのですが、再度分解することが困難になるのでやめておきました。

 

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手前と奥の2本のピンを抜くと、パンタグラフパーツがキーボードから離れて自由になります。

 

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折れた部品に瞬間接着剤を付けて、無理やり押さえつけました。
3分間、このまま固定しました。

この際に使った接着剤はこちらです。
100円均一キャンドゥの瞬間接着剤。 https://i.pinimg.com/originals/c9/38/67/c938671c989540710342721514881d7e.jpg

 

強度を増すためにLED・UVレジンを使いました。

今回の件とは関係なく、以前から気になっていたUVレジンを購入しました。
UVライトを照射すると固まるレジンの液体と、UVライトを100円ショップのキャンドゥで購入しました。

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UVライトがモバイルバッテリーにつなぐLEDタイプだったので、レジンもLED対応のものを選びました。

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レジン液を適量、接合部に乗せてUVライトを4分間照射しました。

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固まったのでキーボードのパンタグラフのピンをもとに戻し、表も同様に処置しました。

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しっかりと完全に固まり、開閉時も接着部が外れることはなくなりましたが、レジン液塗布の量が多すぎてしまいました。

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キーボードの枠に盛り上がりすぎていて、しっかり閉じる事ができなくなったので、カッターで削りました。

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だいぶ平らになったので、これでしっかりとキーボードを閉じることが出来るようになりました。

 

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直した翌日に記事を書いています。
現状、見た目はアレな仕上がりですが、使用において不安要素は感じません。
普通に使えるようになったので一安心しています。

僕は横着してキーボード支え用のプレートを使っていませんでしたが、これも破損の要因になりそうです。
今後は引き出して使おうと思いました。

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ポメラの僕なりの修理手順は以上です。

これでポメラの活用が続けられます。

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むねGさん、大丈夫でしたよ!ご安心を(^^)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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