200Kbps以下の低速のモバイル回線では日常的なアレができなくて困ってしまった。

 

経緯はともかく、久々にソフトバンク回線のmineoと、au回線のpovo2.0だ。
この2つの低速回線を使う機会があった。
mineoは上限200kbps、povo2.0は無課金の128kbpsだ。
今回は、あくまで低速時の使い勝手について書いてる。

スピードテスト

スピードテストの結果は、mineoは概ね期待通りの上限値が出ているし、初速バーストも少なからず挙動が見えた。

一方、povo2.0は全く速度が出ない。
概ね100kbps以下で、ひどい時には60kbps程度なのだ。
半年以上前にも使っていた時期があったのだが、私の生活圏で上限速度が出た記憶がない。
auの低速回線を謳う他の格安SIMも、同様に遅かった。

まあ、それは良いとして、実際の使い勝手はと言うと。

mineo 上限速度200kbpsの印象

再現性は不明だが、YouTubeの低画質(144p)なら、mineoは視聴できた。
また、240pの動画も見られる時があった。
ただし、ライブ配信視聴は144pでも途切れ途切れになった。
ライブ配信は、ある意味で双方向の通信になるので、通信容量が少し増えるのが理由かもしれない。

ツイッターは少し我慢すれば読み込めるが、サクサク感は全く無い。
画像以外を一気に読み込み、後で画像が降りてくるイメージだ。

Gメールアプリは比較的普通に読み込める。
添付ファイルは物によっては待ち時間が怖いかもしれない。
ギリギリ実用域かもしれない。

povo2.0 上限速度128kbosの印象

povo2.0は全く辛い。
もし、128kbpsが出ていれば、使えるシーンも増える可能性があるのだが、それに期待してはいけないようだ。

YouTubeは一覧表示を出し切るまでに時間がかかりすぎる。
もちろん、そういう目的で使うならプレーンなpovo2.0にトッピングすればよいだけの話なのだが、今回は低速回線の話なのでpovo2.0には辛い流れになる。

ツイッターすら読み込みが遅すぎて実用的ではない。

Gメールアプリ、読み込みに時間がかかる。
不可能ではないが、実用的ではない。

mineo・povo2.0 共に、日常使いで特に困るシーン

それは、コンビニや店舗でのQRコード決済とポイントアプリの起動だ。
mineoは表示が可能なときもあるが、それでももたつくしタイム・アウトすることもある。
povo2.0では話にならない。
つまり、スマホを200kbps以下の低速回線で、日常的にスマホで決済を行うことは無理だ。
もし、頑張ってみるならば、スマホに決済画面が表示されてからレジに向かえば使える。
ただ、それも表示されたらの話。
2台運用で、両方に低速回線を使うなら、片方でポイントアプリ、もう一方で決済アプリを開いて準備すれば使えそうではあるが、正直なところ面倒でしか無い。
たった一日のことなら我慢できるかもしれないが、それが毎日となるとストレスが溜まるだろう。
いや、もしかしたら慣れるのだろうか。
などと、一瞬思ったけれど、それで節約できる金額と、ほんの少し快適に活動できるようにする課金との差額は2,000円以下だ。
毎月2,000円ほどで、快適にスマホを使えるなら、その方が健康的だろう。

今回はあくまでお試しだった

mineoもpovo2.0も、今回は新規契約直後だったので低速で試した。
povo2.0は、捨てられないでいる長年使った電話番号の維持用に契約した。
mineoは、10GBのプランに来月から切り替えて、パケット放題Plusの1.5Mbpsで運用する。
久々に両低速回線を試したが、その速度を体感して懐かし気持ちになった。
ロケットモバイルの神プランだけで運用して、低速を使い倒すことが楽しみな時期もあったからだ。
ただ、もう、ある程度の快適な回線は確保したほうが良いだろう。
3,000円以下の回線なら高くはない。
様々なプランが世にあるのだから、無理せず自然体で活動できる環境を整えよう。
ahamoLINEMOmineopovo2.0nuroモバイルなど、概ね月に3,000円以下で使える。
自分の生活に合った回線の選択は、手間だけれど楽しみでもあるのだ。

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